保存した単語が見えなくても、すぐに「消えた」とは判断しません。まず Study Language → Saved Items > Saved Words → アカウント の順で確認。そのあと「以前の保存語が見えない」のか、「今、新しい単語を保存できない」のかを分けます。
Saved Wordsが空。最初に思うのは「全部消えた?」かもしれません。でも、まだそこまでは分かりません。空の一覧は症状であって、原因の診断書ではありません。
| 今見えている状態 | 次に確認すること |
|---|---|
| Saved Wordsが全部空、または想定と大きく違う | Study Language と Saved Items > Saved Words を確認。 |
| 一部の保存項目だけ見つからない | 単語、文脈付きの単語、フレーズのどれを探しているかと、アカウントを確認。 |
| 以前の単語は見えるが、新しく保存した単語だけ出ない | ログイン状態と現在のPro利用条件を確認し、1語だけ保存テスト。 |
| Language Reactorの画面やログイン自体がおかしい | ここで初めて拡張機能の権限を確認。 |
1. まずStudy Languageを確認する
Language Reactorの現在のメディア画面には Study language があります。保存語の原因を推測する前に、探している単語と同じ学習言語を見ているか確認しましょう。
ここで大事なのは、「言語を変えたから単語が削除された」と決めつけないこと。今はただ、正しい場所を見ているかを確認しています。
2. Saved Items > Saved Wordsを開く
Language Reactorの公式のSaving wordsヘルプでは、保存した単語を確認する場所として Saved Items > Saved Words が案内されています。
「保存したはずなのにない」と感じたら、まずこの公式導線に戻ります。ブラウザの設定を触るのはまだ後です。
3. 「単語」と「フレーズ」を同じものとして探していないか
Language ReactorのExportヘルプでは、保存項目を少なくとも次の種類に分けて扱っています。
| タイプ | 何を指すか |
|---|---|
| Phrase | 保存したフレーズや字幕のまとまり。 |
| Words with context | 文脈と一緒に扱われる保存単語。 |
| Words without context | 文脈なしで扱われる保存単語。 |
この区別だけで「なぜ見えないか」が分かるわけではありません。ただし、保存したフレーズを「保存単語と同じ形で必ず出るはず」と思い込むミスは避けられます。
4. 本当にいつものアカウントか確認する
次はアカウントです。保存したときに使っていたLanguage Reactorのアカウントと、今見ているアカウントが同じか確認してください。
「同じアカウントだった」で何が分かる?
別アカウントを見ていた、という単純な説明を1つ減らせます。ただし、それだけで過去の単語が見えない理由や、新しい保存が失敗する理由まで確定するわけではありません。
ここまで合っていたら、次が一番大事な分岐です。
5. 「過去が見えない」のか、「今保存できない」のかを分ける
同じ「保存単語が表示されない」でも、この2つは別問題です。自分に一番近い項目を開いてください。
以前に保存した単語が見えない
Study Language、Saved Items > Saved Words、探している保存タイプ、アカウントをもう一度具体的に確認します。
ここで重要なのがProです。Language Reactorの現在のFAQでは、新しい単語・フレーズの保存はPro機能として案内されています。一方で、サブスクリプション終了後も、それまでに保存した単語・フレーズは引き続き閲覧・エクスポートできると説明されています。
つまり:「Proが切れたから昔の単語が消えた」とだけ説明するのは、現在の公式案内とは合いません。
まだ分からないこと: 見えない単語が削除されたのか、同期障害なのか、別の内部原因なのか。公式根拠がないので、ここでは作りません。
以前の単語は見えるが、新しい単語を保存できない
こちらは「現在の保存経路」の問題です。まずログイン状態と、現在の新規保存に必要な利用条件を確認。そのうえで、次の1語テストを行います。
正しいSaved Wordsやアカウントか自信がない
まだブラウザ権限や再インストールへ進まなくて大丈夫です。Study Language → Saved Items > Saved Words → アカウントの3点だけを先に確定します。
Language Reactorやログイン自体が正常に動かない
この場合は拡張機能の権限が関係する可能性があります。Language Reactorのログイン画面とFAQでは、languagereactor.com で拡張機能を動かせる権限が必要なことが案内されています。権限チェックは後半で行います。
ルールは1つ: 自分の分岐に関係する変数だけ変える。設定を全部触ると、直っても犯人不明です。
6. 1語だけ保存して、「今」の経路を確認する
Language ReactorのGet Startedでは、単語を右クリックして保存する操作が案内されています。デスクトップで、今見ている字幕から分かりやすい単語を1つだけ選びます。
| 結果 | 分かること | まだ分からないこと |
|---|---|---|
| テスト語が表示された | この条件では、現在の保存経路が動いている。 | 以前の保存語がなぜ見えないのか、どこにあるのか。 |
| テスト語が表示されない | この条件では、現在の保存成功を確認できていない。 | 以前の保存語が削除されたこと、特定の同期/キャッシュ障害が原因であること。 |
このテストは地味で正解です。欲しいのは派手な原因名ではなく、「今、どこまで動いているか」という証拠です。
7. 権限を見るのは、LRやログイン自体がおかしいとき
Saved Wordsの一部だけが見えないのに、いきなりブラウザ権限を万能原因にする必要はありません。一方、Language Reactorの画面やログインそのものが正常に動かないなら、公式案内と一致するチェックです。
Language Reactorのログイン画面では、ログインのために拡張機能が languagereactor.com で動作できる必要があると案内されています。FAQでも必要な拡張機能権限の確認が案内されています。
権限を直すことは「過去の保存語を復元する」という意味ではありません。確認しているのは、あくまで現在のLR/ログイン層です。
テスト語が保存できたら、1回だけ使って終わる
技術チェックが終わったら、テスト語を「保存コレクション」に戻す前に、30秒だけ英語に戻します。
- テスト語を見て、今の字幕での意味を自分の言葉で確認する。
- その単語を使った短い英語文を1つ作る。
- 元の動画に戻る。
点数は不要です。単語を保存すること自体ではなく、使えるようにすることが本来の目的だからです。
別の動画学習環境も見たい場合
Language Reactorの保存語トラブルは、まずLanguage Reactor側で切り分けるべき問題です。その確認が終わったあと、別の動画学習環境も比較したいなら、FunFluenを見ることはできます。
ただし: FunFluenを、Language Reactorで見えない保存単語の復元・移行手段として紹介しているわけではありません。
参照した公式情報
- Language Reactor — My Media:Study Languageの確認。
- Language Reactor — Saving words:Saved Items > Saved Words。
- Language Reactor — Get Started:右クリックでの単語保存。
- Language Reactor — Export:保存項目タイプの区別。
- Language Reactor — FAQ:Pro、新規保存、以前の保存語の閲覧/エクスポート、拡張機能権限。
- Language Reactor — Login:languagereactor.comでの拡張機能権限。
「消えた?」より、「どこまで確認できた?」
保存単語が表示されないときは、原因名を急いで付けないほうが早く進めます。Study Language → Saved Items > Saved Words → 保存タイプ → アカウント → 過去か新規か → 1語テスト。LRやログイン自体がおかしい場合だけ、そのあとで権限を確認します。
1語テストが成功しても、過去の単語が見えない理由までは分かりません。失敗しても、過去データ消失の証拠にはなりません。大事なのは、一度に1つずつ「分かったこと」を増やすことです。
ほかの学習方法は、FunFluenの日本語学習ガイドでも確認できます。