名詞だけを覚えず、字幕から a book、the station、movies、information のように、冠詞・数・語尾まで含む形で拾い、名詞を替えて3文声に出しましょう。
映画の主人公が真顔で I bought book と言ったら、たぶん事件より「book、裸だな」が気になります。英語の名詞は単語だけで出さず、服を着た形ごと覚えるのが近道です。
なぜルールを知っていても、話すと抜けるのか
日本語でも数や特定性は表せます。ただ、英語のように名詞の前後で毎回 a、the、-s を見せるとは限りません。そのため、英語を話す瞬間に名詞だけ先に出て、服が楽屋に残ることがあります。
単語帳に book = 本、movie = 映画、information = 情報 とだけ保存すると、会話中に冠詞と数の緊急会議が始まります。会議が終わるころには、映画も会話も次のシーンです。だからルールを増やすだけでなく、名詞を最初から形ごと保存します。
英語の名詞がよく着る4つの形
Cambridgeの可算・不可算名詞の説明では、可算名詞には単数と複数があり、単数可算名詞は通常、冠詞などの determiner を必要とします。一方、不可算名詞には通常 a/an を付けません。
| 名詞の形 | 基本の意味 | 例 |
|---|---|---|
| a/an + 単数名詞 | 数えられるものを一つ、不特定で出す | I bought a book. |
| the + 名詞 | 文脈からどれか特定できる | Open the door. |
| 複数名詞 | 複数、または種類全般 | I like movies. |
| 無冠詞の不可算名詞 | 一般的な量・概念 | I need information. |
Cambridgeの a/an と the の解説では、a/an は不特定の一つ、the は話し手と聞き手がどれを指すか分かるものに使う基本が示されています。
theは「二回目専用シール」ではない
「最初は a、二回目は the」は便利な入門ルールですが、それだけでは足りません。初登場でも、状況から一つに決まれば the を使えます。
部屋にドアが一つあり、どれか明らかなら Close the door.。刑事が机の上の鍵を指しているなら Give me the key.。どの鍵でもよく一本必要なら I need a key.
名詞の服は、単語そのものよりシーンが決めることがあります。だから映画の字幕が役に立ちます。
映画の字幕で名詞の形を覚える3ステップ
字幕から名詞句を丸ごと拾う
単語だけではなく、前後まで囲みます:a strange noise、the back door、two suspects、some information。保存する単位は door ではなく the back door です。
なぜその形なのか、3問で確認する
the back door なら「数えられる」「一つ」「どのドアか文脈で分かる」。two suspects なら「数えられる」「複数」。説明は長くなくて大丈夫です。
名詞だけ替えて3文言う
I heard a strange noise. を見つけたら、I heard a strange voice.、I saw a strange light.、We found a strange message.。冠詞と単数形を保ったまま中身だけ替えます。
日本人学習者によくある名詞の脱落
I bought book yesterday.
一冊の可算名詞なので、通常は I bought a book yesterday.
I like movie.
映画全般なら I like movies. 特定の一本なら I like the movie. 意味が変わります。
She gave me an information.
information は通常不可算なので、She gave me some information. または a piece of information。
I went to station.
会話の中でどの駅か分かるなら、I went to the station.
There are three suspect.
三人なので複数形:There are three suspects.
Cambridgeの複数形の解説が示すように、英語では通常 -s/-es などで複数を形にします。不規則形もありますが、まずは字幕で数詞や many の後ろにある語尾を見るだけでも練習になります。
この名詞はどの服?
答えを開く前に、a/the/複数形/無冠詞を選んでください。
初めて話題に出す「一冊の本」
a book。数えられる一つで、まだ特定されていません。
二人とも机の上にあると分かっている「鍵」
the key。どれか文脈で特定できます。
趣味として「映画が好き」
I like movies. 映画という種類全般を複数形で表します。
一般的な「情報が必要」
I need information. または some information。
警察が追っている「三人の容疑者」
three suspects。数が複数なので語尾も複数にします。
30秒の3文チャレンジ
字幕から名詞句を一つ選び、形を維持したまま名詞を三回替えて言ってください。例:the old house → the old car → the old bridge → the old photo
字幕の名詞句を3つの自分の文に変える
FunFluenでは、対応する動画ページに字幕と元音声がある場合、一行ずつ移動し、同じ文を繰り返し、名詞句を確認してから自分の三文をSpeaking Modeで練習できます。
これは反復練習の支援です。冠詞を自動で直す機能ではなく、文法や発音の完璧さを保証するものでもありません。
よくある質問
theは必ず二回目に使いますか?
いいえ。初登場でも、状況や共通知識からどれを指すか分かれば the を使えます。
informationにaは付けられませんか?
通常は不可算なので an information とは言いません。some information や a piece of information を使います。
moviesとthe moviesはどう違いますか?
I like movies は映画全般。I like the movies は文脈で特定された複数の映画を指します。
名詞を裸で単語帳に入れない
a・the・複数形が抜けるとき、必要なのは冠詞問題を百問追加することだけではありません。映画の字幕で、名詞が実際にどんな形を着ているかを見て、そのまま三回使うことです。
次に book を見つけたら、一語だけ連れて帰らないでください。a book なのか、the book なのか、books なのか。a と s がまた逃げる前に、服ごと覚えましょう。
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