Netflixの字幕 → Language ReactorのUI → 単語クリック → Settings > Dictionary > 「Show mini dictionary」の順で確認します。LR自体が見えない場合だけExtensionやpermissionsへ。1語だけ反応しなくても、辞書全体が止まったとはまだ判断しません。

単語をクリック。何も出ない。そこでいきなりLanguage Reactorを再インストールしないでください。「辞書が動かない」を3階に分けます。Netflix字幕はある? LRのUIは出ている? そのうえでDictionaryを確認。下の階がないのに、上の設定を直しても診断は進みません。

今の症状から、最初に見る場所を決める
今見えていること次に確認すること
目的の字幕行や言語が見えていないまずNetflixの字幕・音声設定。
Language ReactorのUI自体が出ていないExtension、blocker、必要なpermissions。
LRは見えるが、単語をクリックしても定義が出ない現行のクリック操作と「Show mini dictionary」。
1語だけ挙動がおかしい同じ字幕行の別の語、次の字幕行でもテスト。

1階:まずNetflixの字幕行が実際に見えているか

Dictionaryを診断する前に、今調べたい単語がある字幕行を、現在のNetflix/Language Reactorの画面で実際に確認できるか見ます。

Netflixの公式ヘルプ「How to use subtitles, captions, or choose audio language」では、利用できる音声・字幕の選択肢はタイトルや利用状況によって異なる場合があると案内されています。これは「Netflixが辞書不具合の原因」という意味ではありません。字幕の層とDictionaryの層を混ぜないための確認です。

Netflix側の短いチェック

ここが確認できたら、次はLanguage Reactorそのものが出ているかを見ます。

2階:Language ReactorのUI自体は出ている?

LRのボタンやUIがNetflix上にまったく出ていないなら、まだ「mini dictionaryの設定が原因」と考える段階ではありません。まずExtensionの層です。

Language Reactorの現在の公式FAQでは、NetflixやYouTubeでExtensionのボタンが見えない場合、正しい最新Extension、blocker、必要なExtension permissionsを確認するよう案内しています。

LRのUIが完全にない

公式FAQに沿って、正しいLanguage Reactor Extensionが有効か、必要なサイト権限があるか、blockerが干渉していないかを確認します。この段階ではDictionary設定を同時に触らないほうが、何が変わったか追いやすくなります。

LRのUIは見えている

それならExtension全体が「ない」問題ではありません。3階のDictionary操作へ進みます。

3階:今の公式操作は「hover」ではなく単語クリック

Language Reactorの現在のGet Startedは、「Click a word for its definition」 と案内しています。つまり、このガイドで最初に確認するLookup操作はクリックです。

昔の使い方や別のExtensionの癖で、マウスを乗せるだけのhover辞書を期待しているなら、そこをまず合わせます。タイトルでは検索者がよく使う「ポップアップ辞書」という言い方を使っていますが、本文では現在の操作とUI名に合わせます。

最初のLookup

それでも期待したDictionaryが出ないなら、次に現行の設定名を確認します。

「Show mini dictionary」を確認する

現在のLanguage Reactor Settingsには、Dictionary > Show mini dictionary という項目があります。

Dictionary設定

ただし、この設定が存在することと、「辞書が出ない問題は全部この設定が原因」ということは別です。1語だけ反応しないなら、ここで設定を何度も切り替えるより、まず再現範囲を見ます。

1語で全体判定しない:3クリックで範囲を見る

1語だけ反応しなかった。それだけでLanguage Reactor全体に有罪判決を出すのは早すぎます。設定を変えず、同じ条件で小さく再テストします。

3クリック・コントロールテスト

テスト中は、ブラウザ、アカウント、Dictionary設定などを同時に変えません。見たいのは「どこまで同じ症状が再現するか」です。

3クリックの結果で分かること、まだ分からないこと
観察結果言えることまだ言えないこと
1語だけ反応せず、他の語は動くDictionary全体の停止は再現していない。その1語だけ挙動が違った技術的な理由。
同じ字幕行の複数語が動かず、別の行では動く問題の範囲は「すべてのLookup」より狭い。特定の技術原因やサーバー原因。
複数の字幕行で繰り返し定義が出ないより広いDictionary/LR問題が疑いやすくなり、再現条件も説明しやすい。cache、Netflix API、Dictionary server、sync、outageなどの具体的な原因。
テスト中にLR UI自体が消える2階のExtension/permissions確認へ戻るべき。Dictionaryだけが原因であること。

このテストの目的は、自分でバグ名を発明することではありません。「同じ条件で、どこまで再現するか」を言える状態にすることです。

辞書が動いたら、1語だけ調べて字幕全体へ戻る

Dictionaryを直した目的は、ポップアップを増やすことではなく、動画を理解しやすくすることです。動作確認が終わったら、次の4ステップで学習へ戻します。

  1. 今の字幕の意味を本当に邪魔している英単語を1語だけクリックする。
  2. 字幕の意味が取れるところまで、definitionやtranslationを見る。
  3. Lookupから目を離し、字幕全体の意味を自分の言葉で言い直す。
  4. その単語を使いたいなら短い英語文を1つ作り、動画へ戻る。

スコアは要りません。辞書を開けることより、開いたあとに字幕を理解して先へ進めることのほうが大事です。

別の動画学習環境も見たい場合

このLanguage ReactorのDictionary問題は、まずLanguage Reactor側で切り分けるべき問題です。その確認が終わったあと、別の動画学習環境も見たいなら、FunFluenを見ることはできます。

これはLanguage Reactor辞書の修復手段ではなく、特定のNetflixタイトルや字幕sourceとの互換性を保証するものでもありません。

参照した公式情報

「辞書が壊れた」ではなく、どの階で止まったかを見る

順番はシンプルです。Netflix字幕 → LR UI → 単語クリック → Show mini dictionary → 3クリック。LR自体が見えないならExtensionの層へ。LRが見えているなら、Dictionaryの層だけを確認します。

そして1語だけの失敗で全体障害と決めない。同じ行、別の行へ少しだけテスト範囲を広げれば、少なくとも「どこまで同じ症状が出るか」は分かります。原因を作り話すより、そのほうがずっと次の1手に強い情報です。

FunFluen 日本語.