英語のBとVを練習|唇の動きと音を短いフレーズで確かめる
英語のBとVを、唇の閉じ方・歯との接触・息の流れから練習。berry/veryなどを聞き分け、短いフレーズでもB/Vのcontrastを保ちます。
BとVはどちらもvoicedです。違いを作るのは主に、B = Close → Release、V = Touch → Friction という唇とairflowの動きです。最後にそのcontrastを短いフレーズへ運びます。
Vを出しているつもりなのにberryに聞こえる。そんな時は「声が足りない」のではなく、airを止めてBの動きになっていることがあります。
まずberry /ˈber.i/ と very /ˈver.i/ を聞く
Cambridge Dictionary の berry は /ˈber.i/、very は /ˈver.i/ と示しています。母音と後半はほぼ同じなので、最初の/B/と/V/を聞く練習に使いやすいpairです。
B:両唇を閉じて、releaseする
/b/では上下の唇がいったん完全に閉じ、airが止まってから開きます。Pronuncian のB/V比較 でも、Bはstop、Vはcontinuous frictionとして説明されています。
Original practice example
berry /ˈber.i/
最初に上下の唇を完全に閉じ、その後すぐreleaseします。下唇を歯へ当てません。
berry、boat、banなどのword-initial Bの基準になります。
Bだけを作ってからberryと言い、最初に一瞬airが止まる感覚を確認してください。
Original practice example
boat
berryと同じClose → Releaseを、別のvowelでも保ちます。
voteとのminimal pairでB/Vを比較できます。
boat → berry → boat と言い、毎回両唇が完全に閉じているか確認してください。
V:下唇を上の前歯に軽く触れさせ、frictionを続ける
Pronuncian の/v/解説 は、下唇の上側を上の前歯に軽く触れさせ、狭いgapからairを連続して出し、voiceを使うと説明しています。
ここで大事なのは「強く噛む」ことではありません。下唇を深く巻き込むと、次のsoundへ移りにくくなります。
Original practice example
very /ˈver.i/
下唇と上の歯の間にfrictionを作り、airを止めずにvoiceを入れます。
very、vote、vanなどのword-initial Vの基準になります。
最初の/v/を少し伸ばしてからveryへつなげ、continuous airflowを感じてください。
Original practice example
vote
Vのfrictionを保ったままvowelへ移ります。
boat/voteでstopとfricativeを直接比較できます。
vote → boat → vote と交互に言い、Vではairが完全に止まらないことを確認してください。
Hold Test:Vは伸ばせる、Bは同じ形では伸ばせない
簡単なdiagnosticがあります。
- V:/vvvv/ とfrictionを続けられる。
- B:唇を閉じてreleaseするstopなので、同じBそのものをcontinuousに伸ばすことはできない。
Vを出しているつもりなのに途中でairが完全に止まるなら、B側へ寄っています。
Minimal-pair ladder:同じ母音でB/Vだけ変える
Original practice example
ban
両唇を閉じるBを、vanと同じ後半でcontrastさせます。
B/Vを最初のconsonantだけで聞き分ける練習です。
ban → van → ban とゆっくり交互に言ってください。
Original practice example
van
下唇+上の歯のfrictionを作り、banのbilabial closureと区別します。
ban/vanのblind listening・productionに使えます。
vanを少し伸ばしてから普通の速さに戻し、frictionが残っているか確認してください。
British Council の Mime a sound も、mouth shapeとmovementへのawarenessを重視し、wet/vetのようなvisible contrastを使っています。B/Vでも「どのletterか」ではなく「口が何をしたか」を見ます。
Phrase:正しいVを作っても、次のsoundまで移れなければ終わりではない
Vを強く作ろうとして下唇を深く巻き込むと、次のBやMへ移る時に小さな余分なvowelが入りやすくなります。Pronuncianのlinking guidance も、overcurlしたVがB/P/W/Mへのtransitionを難しくすると説明しています。
Original practice example
very big
VのfrictionからBのbilabial closureへ、余分なvowelを挟まず移ります。
V→B transitionを短いphraseで確認できます。
very / big を別々に言った後、very bigを一息でつなげてください。
Original practice example
blue van
Bで始まるblueから、Vで始まるvanへ動きます。BのclosureをVへ持ち込まないようにします。
B→V transitionをphrase内で練習できます。
blue vanをゆっくり言い、vanの最初で上下の唇が閉じていないか確認してください。
B/V Motion Test:次に直すのはClosure? Friction? Transition?
veryがberryに聞こえる
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Friction。 Vでairが完全に止まっています。下唇+上の歯のgapからcontinuous airflowを戻します。
berryがveryに聞こえる
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Closure。 Bの前で上下の唇を完全に閉じます。下唇を歯に当てる動きは外します。
very bigが「very-uh-big」のように分かれる
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Transition。 Vで下唇を深く巻き込みすぎていないか確認し、軽いfrictionからB closureへ直接移ります。
berry/veryを文字なしで聞くと迷う
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Ear。 Cambridge audioに戻り、まずblind listeningでB/Vをlabelします。
最後は4つだけ録音
- berry
- very
- very big
- blue van
再生した時に、Bではstop/release、Vではcontinuous frictionが聞こえるか確認してください。
B/Vは「声」より、唇とairflowの動きで分ける
どちらもvoiced。だから、違いを作るのはBのcomplete closureとVのcontinuous frictionです。
BはCloseしてRelease。VはTouchしてFriction。最後にPhraseでその動きを崩さない。
ここまで分けられれば、berry/veryをletterではなくmotionとして練習できます。
ほかの実践英語ガイドも、必要な場面から選べます。