英語thの発音練習|/θ/と/ð/を短い文で使い分ける
英語thの/θ/と/ð/を、舌の位置・息・のどの振動から練習。think /θ/ と this /ð/ を聞き分け、短い文の中で自然に切り替えます。
英語のthは、Place → Air → Voice → Switch で整理すると扱いやすくなります。舌の位置と息の流れはほぼ同じまま、/θ/では声を切り、/ð/では声を入れます。
thinkは言える。でもthisになるとdっぽい。問題は「thを作れるか」ではなく、同じmouth gestureのままvoiceをon/offできるかです。
think /θɪŋk/ と this /ðɪs/
Cambridge Dictionary は think を /θɪŋk/、this を /ðɪs/ と示しています。thの綴りは同じでも、最初のconsonantは別です。
Place:舌先を上の前歯の近くへ
British Council は/θ/の実用cueとして、舌先を上の前歯の裏側付近に置く、または軽く歯の間に出す方法を紹介しています。舌を大きく突き出すこと自体がgoalではありません。音を作り、その後のsoundへ移れる位置を探します。
Original practice example
think /θɪŋk/
舌先の周りを空気が流れる/θ/。声帯は振動させません。
think, three, Thursdayなどのvoiceless THの基準語になります。
最初の/θ/だけを長めに出し、空気が止まって/t/になっていないか確認してください。
Original practice example
this /ðɪs/
基本の舌・息のgestureは保ち、声帯のvibrationを加えて/ð/にします。
this, that, those, theなどのvoiced THの基準語になります。
喉に指を軽く当て、/ð/でvibrationがあるか確認してください。
Air:/t/や/d/にしないために、息を止めない
THはfricativeです。空気を完全に止めてからreleaseすると、/θ/が/t/、/ð/が/d/に近づきます。BBC Learning English も、両方のTHで舌と歯の間から空気を出し、/ð/だけvoiceを加えると説明しています。
Original practice example
three
/θ/から/r/へ移る時も、最初に/t/のstopを作らないようにします。
THの後ろに別のconsonantが続くtransition練習です。
/θ/ → three と段階的に短くしてください。
Original practice example
these
/ð/のvibrationを保ちながら/iːz/へつなげます。
voiced THをword-initialで自然に始める練習です。
/ð/ → these とつなぎ、最初が/d/になっていないか録音で確認してください。
Voice:口を大きく変えず、のどだけswitchする
British Council は/θ/をvoiceless、/ð/をvoicedとして分けています。手を喉に当てて、/θ/ → /ð/ → /θ/ → /ð/ と交互に出してください。舌の場所を毎回作り直すより、voice switchだけを感じるのが狙いです。
Original practice example
bath /bæθ/
語末の/θ/。最後までairflowを残します。
word-finalのvoiceless TH練習です。
bathを言い、最後に/t/のreleaseが入っていないか聞いてください。
Original practice example
bathe /beɪð/
bathと同じTH spellingでもvoiced /ð/になるpairです。
word-finalでvoiceの有無を聞き分け・言い分ける練習です。
bath → bathe → bath と交互に言い、舌位置よりvoice switchに集中してください。
Switch:短いphraseで/θ/と/ð/を行き来する
Original practice example
Think about this.
thinkの/θ/からthisの/ð/へ、一つの短いutterance内で切り替えます。
isolated wordではなくreal speechのtransition練習になります。
最初はTHだけ少し強調し、次にnatural speedへ戻してください。
Original practice example
Those three things are there.
/ð/ → /θ/ → /θ/ → /ð/ とvoiceを複数回switchします。
短いsentenceの中でvoicing contrastを維持できるか試せます。
those / three / things / there のTHだけを先に言い、その後sentence全体を言ってください。
TH Switch Test:どこが壊れている?
thinkがtinに近い
修正を見る
Air。 舌は近くても、空気を止めて/t/にしています。摩擦を続けます。
thisがdisに近い
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Air + Voice。 /d/のstopを外し、continuous airflowのままvibrationを入れます。
/θ/と/ð/が単語では出るが “this thing” で崩れる
修正を見る
Switch。 this / thingだけを短いchunkとして反復します。
舌を大きく出さないとTHが出ない
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Placeを微調整。 歯の間だけでなく、上の前歯の裏側付近でも試し、次のsoundへ移りやすい位置を探します。
最後は短い文を3回
- Think about this.
- Those three things are there.
- I think that this is the third one.
一回目はゆっくり、二回目はTHだけに注意、三回目はnatural speed。THを見せるために舌を出し続けるのではなく、airとvoiceのswitchが残っているかを聞いてください。
thは「舌の技」より、airとvoiceのswitch
Placeを作る。Airを止めない。/θ/ではVoice off、/ð/ではVoice on。最後にshort sentenceでSwitchする。
これができれば、thinkとthisを別々に覚えるのではなく、同じgestureから二つのTHを作れるようになります。
ほかの実践英語ガイドも、必要な場面から選べます。